こんにちはYuriです。
離婚が成立し、いよいよ引っ越しまで来ました。
落ち込む気分はなくても、そろそろ体力も限界です。
最後まで倒れることなく引っ越すことが目標!
気合いです。気合!!
一連の流れは「離婚のお話1」からお読みください。
引っ越し準備
離婚後に住む家を決めてから、少しずつ引っ越しの準備を開始していました。
新しい家にカーテンを購入し取り付け。お掃除してお部屋の細かい採寸。
コンセントの位置も把握します。
まだ住んでいる家の家具、どれを持って行き、どこに配置するか、しっかり採寸して計画しました。持って行ったが入らないでは困りますからね…
1年前まで自分が離婚する、引っ越すなんて気は全くなかったし、田舎の大きな一軒家。荷物の量が半端じゃないのです。
婚礼家具やダブルベッド、大きなドレッサーも、私の両親や祖父母が購入してくれたもの。またアップライトのピアノも私が子供の時に、今は亡き母方の祖父が購入してくれた思い出の品。置いていく訳にはいきません!!
子供の勉強机、私の仕事道具一式、かなりの量を、子供が寝た後、夜な夜な段ボールに詰めました。
昼間に引っ越し準備をしてしまうと、子供が悲しくなったり、逆に騒いで、旦那の家族が悲しくなるかもしれません。そんな思いで作業は夜に集中させました。
春は引っ越しシーズンで割高になってしまう引越屋さんの手配も、いくつか見積もりを取り、安くしてくれる日に設定して決定!使用済みの段ボールを無料でもらったり、引っ越し屋さんとも仲良くなって、優しくしてもらいました。
離婚して引っ越し、奥さん疲れてるパターンはよくあるとのことです。
ちなみに、ピアノの運送は、ピアノ運送専門の業者でないと引き受けてもらえません。引っ越し前に、ピアノを運び入れた方が効率がいいです。
転校・転園準備
今通っている幼稚園、小学校には春で転校する旨を伝え、引っ越し先の小学校にも先に連絡しておきました。新学期からの生徒数で、クラスの数も決まるようなので、早めの連絡は嬉しいようです。
幼稚園はどこにしようか悩みましたが、ラスト1年なのに、幼稚園道具一式(10~15万円)を購入するのは嫌だな~と思っていると、引っ越し先の役所で保育園に入る提案をしてくれました。
住んでいた田舎に保育園という選択肢がなかったので、ちょっと驚きです。
しかも、母子家庭なら、保育料は無料とのこと!!!m(*T▽T*)m
なんてこったい。無料だなんて!
今までの幼稚園代は3万円近かったのに~。
無料なら見学も何もいりません、
ありがたく保育園に入れてもらうことになりました。
小学校の転校に関しては、書類がいくつかありましたが、旧小学校で受け取った書類を、新しい小学校へ提出。言われるがままにいくつか書類を書いて終了です。
余談:荷物を入れた段ボールは横にも内容を明記すべし!
余談ですが、後から失敗した~と思ったのが、段ボール。
段ボール上部に、どの部屋に運ぶか、中身は何かをマジックで書きましましたが、引っ越し先で段ボールが積み上げられると、箱の中身がわからないのです。
積み上げられても、箱の中身がわかるように、箱の横にも中身を書けばよかった!!と思ったのでした。
仕事道具を探すのも一苦労。
少しずつ順に片付けるはずが、段ボールをどけて、どけて、どけて、見つけて、戻して、戻して…という作業になってしまったのです。
初日はヤカンが見つからず、寒いのに温かい飲み物を飲めず仕舞い((+_+))
母は何故か枕が見つからず、枕ナシ生活を数日続けました。
子供の教科書、仕事道具、包丁やヤカン等の調理道具等、
まず最初に開封するであろう物は、赤いペンで「すぐ開封」とか書いておくと便利です。
ぜひ皆さんも、心の片隅に留めておいてください。
引っ越し当日 感情は出さず作業に集中
いよいよ引っ越しの日。子供はいつもと違う感じにウキウキ。
私は長年お世話になった家から出ていくという複雑な気持ちでした。
旦那の家族は、さぞかし辛かったことと思います。
引っ越し屋さんは、ガテン系のお兄さん~おじさんで、ガツガツ荷物を運びます。気持ちいい程の力持ち。冷蔵庫も、洗濯機も、タンスやベッドもどんどん運びます。
大きなトラックに荷物を詰め、私と子供が車に乗ると、いよいよお別れです。
子供が寂しくならないように、義父母、義祖母は明るく
「バイバ~イ!
ママの言うこと聞くんだよ~!!
また遊びに来てね~!」
と手を振りました。
私は胸がいっぱいで、泣くのを我慢しました。
私は一生ここに住み、家族の一員になる決心をして嫁に来たのです。
まさか離婚して出ていくなんてこと、1年前まで夢にも思っていませんでした。
一生ここに暮らすことを信じて疑ってなかったのです。
旦那の家族は、他人の私を大切に優しく受け入れてくれました。
だいぶ田舎だし、不便だし、おかしな風習もある土地だけど、
ご近所のお爺ちゃん、お婆ちゃんとも仲良くなり優しくしてもらいました。
お別れは悲しかったです。仕方ない、寂しい、気の毒、空しい…
経験したことのない複雑な思いでした。
新しい家につくと、荷下ろし作業。これは本当に早かった!
道路から家までの距離も近いので、流れ作業でさっさと運び入れ完了。
その夜は、とりあえず寝る場所を確保し、積まれた段ボールに囲まれて眠りました。
新しい生活が始まったな~としみじみしながら、
私よくここまで頑張った!!と自分を褒めました。
最後に 離婚して思うこと
沢山傷ついて、ガリガリに痩せましたが、やるだけのことはやりました。
心身ともにこの1年、よく乗り切ったと思います。
たぶん同じ苦しみがもう1度訪れたら、命はないだろうと思う程一時は衰弱しましたし、疲れました。離婚は1度で充分です。
離婚して得たものも沢山あります。
離婚そのものがとてもいい経験になりました。
今まで他人事だと思っていたこともあり、本当に離婚や一人親家庭に対して無知でした。
そして私が傷つき困った時、支えてくれる子供の存在の大きさ、偉大さ。また家族や妹、友人のありがたさに気付きました。心から感謝していますし、私はたくさんの人に支えられ、本当に本当に幸せなんだと実感しました。
現実的な面では、私の場合、子供2人を連れての離婚は「公正証書」が精神的に私を楽にしてくれました。作るのは簡単ではありませんが、ぜひ作ってください。
私は離婚までの間、弁護士さんに相談することはありませんでした。
どんなに複雑でややこしい手続きも、役所に相談に行くと、とても丁寧に教えてくれました。また子供のことも相談にのってくれるカウンセラーさんが役所にいます。電話の無料相談窓口も利用しました。
私は親権争いがなく、旦那が不貞行為を認めていたため話が簡単でしたが、揉めた場合、すぐに弁護士さんに相談するのではなく、まずは公共機関に相談することをおすすめします。…というのも、全て無料だからです。
離婚後の生活には、お金がかかります。お金のかからない相談窓口がたくさんあることを、この離婚で知りました。
冷静に話し合い、考えて、心から「幸せに生きるために離婚したい!」と思うなら、離婚という選択肢もアリです。
ただし、自分だけの力で生きていく覚悟が必要です。
離婚後も旦那から生活費をもらおう、自分の親に助けてもらおう、
他力本願では離婚は難しいと思います。
旦那は無職になるかもしれない、親は介護が必要になるかもしれない、
離婚後に頼れるのは自分だけです。
今現在、苦しい状況にいる方、もう少しだけ頑張ってください!!
心の整理がついた時、きっと明るい方向性が見えてきます。
100組いれば100通りの結婚生活がある中、私の離婚経験でした。
最後までお読みいただきありがとうございました( ̄▽ ̄)ゞ