離婚・シングルマザー

離婚のお話8【養育費&慰謝料の相場・財産分与】

こんにちはYuriです。
離婚のお話1~7のつづきです。
養育費のお話ですので、ここから読んで全然大丈夫です。
離婚の経緯は「離婚のお話1」からお読みください。

養育費には相場がある

離婚とは無縁の方には、養育費には相場があることを知らないでしょう。私もそんなこと、全く知りませんでした。
役所などに離婚や子供のことで相談にいくと、「標準算定方式・算定表」なる、離婚した後の養育費の目安となる表が出てきます。
子供の数・子供の年齢・旦那の収入(会社員or自営)・奥さんの収入(会社員or自営)で目安の金額がズバッと出てくるのです。

この表は裁判所のホームページで公開されています。
他のパターンもありますので、詳しくは裁判所のページをチェック

例えば、子供2人、旦那(会社員)の年収500万円、奥さんパート年収100万円、離婚後に奥さんが2人を養育する時は…

月々旦那が奥さんに払う養育費は、6~8万円が妥当となります。

しかし、妥当な金額がわかるだけで、払ってもらえる金額ではありません。
離婚前にしっかり夫婦で話し合い、前の記事でも説明しましたが、きっちり書面(公正証書)に残すことが重要です。
口約束だけでは、何だかんだ理由をつけ、すぐに払わなくなってしまいます。
前の記事「公正証書」についてはこちら

慰謝料の相場って…

慰謝料は精神的(肉体的)な苦痛を受けた場合に請求できるお金です。「性格の不一致」や「価値観が違う…」などの理由で離婚する際は請求できません。

金額は原因や、結婚期間などによって異なりますが、100万円~300万円が多いようです。浮気の場合、浮気相手が結婚していることを知っていれば、慰謝料を請求できます。
私は旦那の浮気だけが原因で離婚しようと思った訳ではないので、請求しませんでした。あまり関わりたくないし、もし顔を見てしまったら一生忘れられなくて嫌な思い出になりそうなので…

相場は100万円~300万円らしいですが、もっと少なかったり、多い場合もあるようです。直接の話し合いで金額が決まり、もらえれば完璧ですが、そうでない場合は、訴訟となります。他人の前で証拠を並べたり、いかに苦痛だったかを説明したり、長期戦になりますので覚悟が必要ですね。

財産分与について

離婚の際、財産分与も大事なことです。
結婚していた時期に得た共有財産を分けることです。
預貯金などは半分にするのは楽ですが、家や家具は簡単にいきません。
また家のローン、車のローン等の負の資産も分けることになります。
別居期間がある場合、別居期間に得た財産は対象外です。
また、もちろんですが、結婚前の個人の貯金等も対象外です。
話し合いで決めていく必要がありますが、話がまとまらないと、離婚調停、離婚審判、離婚訴訟で第三者を交えて決めていきます。
この場合は、費用がかかりますが、弁護士さんの助けが必要ですね。

子供がいる場合、やはり泥沼化は避けたいところ…
感情に押し流されず、冷静な話し合いを。
だから離婚って大変なんですよね~。 つづく

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こんにちはYuriです。2人の娘がいるママです。アトピー歴40年以上、そして次女もアトピー( ̄▽ ̄)ゞ なるべく薬に頼らないですべすべ肌をキープするのが得意です。在宅でホームページ制作のお仕事をしています。年間100万円以上は楽天を利用するお買い物マニアだったりします。

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