病気や障害のこと

1歳の娘がとにかく眩しがる!原因は逆さまつげでした【発覚から手術まで】

こんにちはYuriです。
これは次女の小さい頃のお話です。
次女は「逆さまつげ」で手術をしました。
この記事はその「逆さまつげ」克服までの記録です。

何故か光を嫌い、眩しがる娘。

赤ちゃんの頃はわからなかったものの、
自分で座って遊ぶようになると、窓際を避けるようになります。

言葉を発する頃には、カーテンを閉めて!と。

外で遊ぶこともできますが、いつもうつむき加減で眩しそうにしています。

そもそも小さな目なのに、さらに薄目で物を見ています。
外で思いっきり楽しく遊ぶことができません。

これは変だ…
何かおかしいぞ!
まだ小さかった2歳頃、眼科を受診してみます。

眼科を受診してみる。

眼科では目を無理やり開く器具をつけて診察するので、
それはそれはギャン泣きです。
大暴れするのでタオルでグルグル巻きにされ、可哀想で親は別室待機でした。
そして診察の結果。

逆さまつげですね。

逆さまつげ?
どういうこと??

娘のまつ毛は、上が数本、下は全部目の中に向かって生えているとのこと。
まつ毛が眼球に常に細かい傷をつけているので、
光がキラキラ乱反射して見えるので眩しいようなのです。
とても納得。原因がわかってホッとしました。

成長とともにまつ毛の向きが変わる可能性があるが、
娘の場合は望み薄。手術するしかないようです。
まさか、まつ毛問題で手術だなんて。。。

手術はもう少し皮膚が強くなってから…

こうなったら眩しくて外で思いっきり遊べない娘の手術、早めに…!!!

と思ったのに、今手術をするとアトピー性皮膚炎のため、
手術後に跡が残るだろうとのこと。

もう少し皮膚が強くなるまで、
5~6歳まで手術は待った方がいいと言われてしまいました。

判明してから手術までの間は、幼稚園でも配慮して頂き、
外の活動では薄目でも危なくないように先生が常に手をつないでくれました。
ありがとう幼稚園!
運動会は出場種目以外はすべて日陰で待機。
プールはほぼほぼ見学。水辺の光は本当にキツイようです。

オシャレ大好きな次女はサングラスも購入して、
幼稚園以外では普段から着用していました。
サングラスが眩しさの軽減になるかは謎ですが…

いよいよ手術決行!

そして眼科の先生とも相談しながら小学校入学前、6歳の時に手術を決行することになりました。
最初は初めてのことで乗り気だった娘。
事前検査の採血等で一気にやる気が失せます
もう先生と私で全力で励ます!励ます!持ち上げてやる気にさせて、応援して(笑)

手術は2泊3日のお泊りです。
全身麻酔で行います。

逆さまつげ手術法

へたっぴな絵でごめんなさい。
下のまつ毛は、まつ毛下の皮膚を三日月状に切り取り縫合。
まつ毛を立たせます。
上の数本のまつ毛は毛根を焼いて永久脱毛とのこと。
もともと少ないまつ毛なのに、なんてこったい…

いざ手術台へ

手術台へは私が抱っこして行きました。
本来、私が入れる場所ではないのでしょうけど、手術台の上に娘をのせました。
あまり手術自体を深刻に考えていませんでしたが、
宇宙船のような銀色ピカピカの室内に圧倒されていると、
娘は麻酔のマスクを装着。
一瞬で麻酔が効き、体の力が抜け、死んだように眠りだしました。

その一瞬で脱力した娘の姿が怖くて、今でも頭に焼き付いています。
このまま死んでしまうのではないか…
いや、ただの目の手術だ…
大丈夫に決まってる…

「2時間位かかりますから、お母さんは珈琲でも飲んで待っててくださいね」

そう言われても、優雅にコーヒー飲める気分じゃない。
とはいえ2時間は暇なので、病院の喫茶店でコーヒーを購入。←結局飲む

逆さまつげを甘く見ていましたが、初めて怖さを感じました。
手術を待つって怖いものです。まつ毛だけど。。。

手術が無事終わり娘がもどってきました

麻酔が効いたまま戻ってきた娘は、生きていて安心しました。
眠っていますが、なんて可愛い娘♪
そうだよね。死ぬ訳ないのに、すっごい心配しすぎてしまった…

麻酔が切れても痛がることはなく、術後の経過も順調で翌日無事に退院しました。

術後の様子

術後は自宅で元気いっぱい。
保育園はお休みして、自宅で傷が開くんじゃないかと思う程大暴れして遊んでいました。
お風呂も普通に入れます。
目の下に線路のような縫い後があるけど、これは消えるのか…

抜糸に苦戦 5時間がかりでした

10日後位に抜糸でした。先生の朝の手術前に待ち時間もなくサクッと終わらせよう!という配慮で、
朝9時の予約。抜糸自体は10分もかかりません。

…が、目のそばにハサミが近づく恐怖に、娘が嫌だ!!!!!と暴れだしました。
このままでいい!糸ついたままでいい!!と断固拒否。

いや、目の下、線路みたいになってますから。

説得するも受け入れられず、目の近くなので、無理やり押さえつけてやることもできません。
間違って目にハサミ刺さったら大変ですからね…

とりあえず先生は手術へ…

その間、看護師さんと私で色々説得したり、
痛くないことや、やり方を説明するけど全然ダメ。
確かに目の前に尖ったピカピカのハサミが近づいてくるのは怖い。
気持ちはわかるよ。
私だったら全力で逃亡するよ。

先生が戻った午後、また説得開始。
最終的には安定剤の投与をして、意識がフワフワした状態で何とか抜糸が成功しました。

本当の手術後 抜糸後は…

眩しさとの戦いの日々は終わりました。
外で遊ぶのも、室内の窓際も余裕です!!!

心配していた手術後も抜糸をしてみたらあまり目立ちませんでした。
ほんのりピンクかな?程度で安心。
そのピンクも、1年程でキレイになくなり元通りです。

小さな子供に、命に係わるわけではない手術をさせるのは、
ちょっと悩みますが、健康的に楽しく暮らすための手術ですし、
本当にやってよかったと思いました。
もし、悩んでいる方、お子さんや病院の先生とよく相談して、
一番いい方法を選んであげてくださいね!!

以上、長くなりましたが娘の逆さまつげ手術の記録でした。
どこかの誰かの参考になれば幸いです!

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Yuri

Yuri

こんにちはYuriです。2人の娘がいるママです。アトピー歴40年以上、そして次女もアトピー( ̄▽ ̄)ゞ なるべく薬に頼らないですべすべ肌をキープするのが得意です。在宅でホームページ制作のお仕事をしています。年間100万円以上は楽天を利用するお買い物マニアだったりします。

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